2013年06月15日

ササニシキ復活の日『東北194号』

宮城県といえばササニシキ。

kaeru

・・・ でした。



今では、


ひとめぼれと逆転、

県内での作付けは1割を切り、 kao


ライバル・コシヒカリには大きく水をあけられ、

全国の作付け比率では1%を割り込んでいます。 kao



この激減ぶりは何故でしょう?

時流に乗った 『 粘り 』 のコシヒカリに対し 『 あっさり 』 のササニシキ。


そして、冷害に弱く栽培が難しいササニシキ。


昭和55年以降のたびたびの異常気象で、icon03icon05

「良質米を生産供給できなかった」 のです。




しかし、

寿司を中心に和食に根強い需要があります。



ササニシキ復活の日『東北194号』


そこで、

平成13年、 名門 古川農業試験場で

『 やわらかく、あっさり、冷めても美味しいササニシキ 』 (母) と

同じく宮城産の銘柄品種 『 冷害に強い ひとめぼれ 』 (父) を交配し、


ササニシキの食味を受け継ぎ、寒さに強い品種の開発が始まりました。




10年の時を経て、

『 東北194号 』 という育成番号のササニシキの味を持つ期待の新品種が



もうすぐデビュー です。





icon おいしい あんしん かねきライス icon




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Posted by かねき米の郷 (かねきこめのくに) at 01:22│Comments(0)お米ブログ
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